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ドップラ測距装置。H-ⅡAロケット試験機1号機(H-ⅡA・F1)の性能確認用ペイロード(VEP-2)として搭載された測定器の一つ。筑波宇宙センターで製造された。
大きさは75cm×75cm×35cmで、重量は約130kg。
中に2個のバッテリーと通信装置が搭載されている。
H-ⅡA・F1の第二段ロケットに搭載された。
打ち上げ後、DREから発射される電波をNASDAの増田宇宙通信所と沖縄宇宙通信所で受信し、ドップラー変位の測定を行なうことで第二段ロケットの軌道を求め、予定された軌道との差を調査してロケット軌道の精度を確認することを目的とした。
ここから得られた軌道投入精度は充分満足できる結果で、H-ⅡA・F1の打ち上げは成功だったと考えられる。
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