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天体望遠鏡を載せるための架台の種類の一つ。
安価であるため、屈折・反射を問わず、初心者用の入門機でもよく使われる。
地面に対し、水平方向(方位角)と垂直方向(高度)に動かすことができる。
最近はアマチュアの機材でもコンピューター制御が普及しつつあるが、その端緒は旧ソ連が1974(昭和49)年に作ったゼレンチュクスカヤ天文台の6m反射望遠鏡である。設計陣は、巨大な鏡筒の重量を赤道儀では支持できないと判断し、経緯台を採用した。制御系や鏡筒に問題があったとされ、望遠鏡として目立った業績は残していないが、一つのコンセプトとして重要な意味を持つ。
その後、すばる望遠鏡、ケック望遠鏡、ジェミニ望遠鏡、VLTなど、1990年代以降に建設された大望遠鏡の多くが経緯台を使っている。また、公開天文台などでの採用も増え、日本最大である西はりま天文台のなゆた望遠鏡も、架台は経緯台である。
導入や追尾に関しては、現在ではソフトウェアで充分に処理できる。唯一、追尾していくうちに視野がしだいに回転してしまうという問題があるが、これは機器を回転させるなどして対応している。
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