大脳皮質のうち、哺乳類に進化した際にできた構造。大脳皮質の最も新しい構造である。
哺乳類の脳は、両生類などが持つ脳の表面に、より新しい構造を追加して階層構造にしたものである。
このうち、哺乳類が獲得した最も新しい構造を大脳新皮質という。
人間は大脳新皮質が特に発達しており、大脳表面のほぼ全域に存在する。これにより、現在の人間の持つ知能が実現されている。ヒトにおいて大脳皮質と言った場合は、大脳新皮質を指す。
ヒトの大脳新皮質の厚さは2mm程度である。
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