ハルキゲニア

読み:はるきげにあ
外語:Hallucigenia 学名
品詞:名詞

古生代 カンブリア紀に生息していた葉足動物。バージェス動物群に属する。

目次

分類

▼はAPG分類法における階層で、従来の階級にないもの。

  • ドメイン: 真核生物 Eukaryota
  • 界: 動物界 Animalia
  • ▼: 真正後生動物亜界 Eumetazoa
  • ▼: 左右相称動物 Bilateria
  • ▼: 前口動物 Protostomia
  • 上門: 脱皮動物上門 Ecdysozoa
  • ▼: 汎節足動物 Panarthropoda
  • ▼: 葉足動物 Lobopodia
  • 綱: †Xenusia
  • 科: †ハルキゲニア科 Hallucigeniidae
  • 属: †ハルキゲニア属 Hallucigenia

形態

古生代カンブリア紀の海中で生息していた捕食性動物である。海綿動物を好んで捕食していた。

体長2cm前後である。

円柱状の胴体に、7対から8対の触手らしきものと足を持っていた。胴体の先端はそれぞれ頭部と尻である。

前後

発見当時、これが前後逆に復元された。泥に埋まり潰されれた際、肛門より押し出された内容物が頭部と勘違いされたのが原因だった。

前後逆になることで上下も逆になり、従来足と考えられていたものが触手、従来触手と考えられていたものが足と分かった。

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