即値。プロセッサーに与える命令のうち、数値が直接記述されている部分。あるいはその値のこと。
レジスターに値を代入する場合や加減算、論理演算などの、その引数となる値。
Z80でいえば、LD A,10の10や、ADD A,5の5が該当する。
プロセッサーから見て、8ビット・16ビット・32ビットと様々な長さの命令を揃えた場合、それぞれで命令コード長を変えざるを得ない。しかし可変長命令は、CISCであれば普通でも、RISCでは効率の向上が難しくなるため非現実的となる。
そこでPICのように8ビットしか扱えない設計となったり、SuperHのようにイミディエイトで引数を与えられるのは符号付き8ビットまでで、それ以外はメモリー上に置かれた値を間接アクセスする仕様となったりする。こうしてPICもSuperHも命令長を固定長とすることに成功した。
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