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連絡運輸の形態の一。
JR線〜JR以外の路線〜JR線、と乗り継ぐ場合、前後のJR線の営業キロを合算した上で、JRの運賃を計算する契約のこと。
例えば信越本線直江津から上越線越後湯沢へ、北越急行線経由で行く場合は、普通に計算すると、直江津〜犀潟190円(7.1km)+北越急行線950円+六日町〜越後湯沢320円(17.6km)=1,460円となるが、北越急行はJR全駅と通過連絡運輸を結んでいるので、この場合の運賃は、JR部分400円(7.1km+17.6km)+北越急行線950円=1,350円となる。
JR全駅と通過連絡運輸を設定している鉄道会社は、北越急行以外に、伊勢鉄道、北近畿タンゴ鉄道、土佐くろしお鉄道、智頭急行、IGRいわて銀河鉄道+青い森鉄道などがある。また、発着駅を限定した通過連絡運輸は、全国各地に設定されている。
また三陸鉄道などの一部の私鉄でも、両端に自社線、中間に他社線というケースで通過連絡運輸を認めている会社もある。東京メトロと都営では、定期券に限り、メトロ〜都営〜メトロ、または都営〜メトロ〜都営という形の通過連絡運輸も設定されている。
JR線の間に含める鉄道会社は条件さえ満たせば何社でもかまわないが、JR東日本だけは、なぜか2社以上を含めることを拒否している。
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