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東京都葛飾区新小岩一丁目にある、JR東日本の路線総武線の駅の一つ。
周辺は住宅地である。
2011(平成23)年7月から、突然グモのメッカと化した。
これ以降、駅の客と列車との喧嘩が相次ぐようになり、新小岩がトレンドに上がった時にグモ以外のニュースだったことが一度たりともなくなった。
報道されただけでも以下の通り。時刻についてはJR等の発表による。
この駅は、いわゆるホームドア等が無いにもかかわらず「成田エクスプレス」(N'EX)が猛スピードで通過する。それも、このあたりがN'EXの最高速度120km/h(288km/hBeat)から130km/h(312km/hBeat)になる。それに腹を立てた客が列車に喧嘩を挑み、完敗する例が相次いでいるものと思われる。
更に、3・4番線ホームは緩やかに湾曲しており、N'EXの運転士も、駅に差し掛かった時点では自殺しようとする人を視認できないという難点がある。
2011(平成23)年7月に快速線でグモが3件相次ぎ、可動式ホーム柵設置が求められてはいる。しかし山手線ですら全駅が2017(平成29)年の予定であり、新小岩駅など周辺路線駅は後回しとなっていることから、現在は駅職員を増員して快速線ホーム上での巡回を強化しているとのことだが、あまり効果はないようである。
どうやったら自殺を止められるのだろうか。答えなどあるわけもないが、様々な対策が繰り広げられる実験場と化した。
ホームの屋根の一部が青にしてその日差しでホームを青く照らしたり、青色灯を設置するなどして、ホームを青に染めた。これは、この駅だけでなく、他のJR東日本駅でも実施されている。
由来は、東京大学大学院経済学研究科 澤田康幸教授/上田路子/松林哲也による「青色灯設置により、列車への飛び込み自殺が減少」なる論文に必死のJR東日本が飛びついた形であるが、結論から言えば、この論文の主張は全く実効性がないと結論せざるを得ない。
大型の液晶ディスプレイを設置し、猫はじめ動物や、広大な自然などの癒やし画像を流し始めた。
情報発信と考えるとデジタルサイネージの一種なのだろうが、ヒーリング画像以外は流していないし、見せたい相手も自殺志願者という何とも残念な状況である。
残念ながらこれも効果は実感できず。
自殺志願者を止めるのが無理でも、せめて非常停止ボタンで列車が止められたら… そんな夢みたいな事を考えて、駅に「押してみよう ホーム 非常停止ボタン」として練習用の練習用非常停止ボタンが設置された。
しかし現実は厳しい。成田エクスプレスは、調子に乗ってこの駅をフルスピードで走り抜けるのである。こんな物で止まるはずもない。残念ながらこれも効果は実感できず。
しかし、ここまで露骨に自殺対策を繰り広げるのを目の当たりにすると、事態の深刻さが伝わってくるものである。中の人が精神的に病んでないかが心配である。
可動式ホーム柵を設置しても、視覚障害者や酔っ払いの落下防止などには絶大な効果が期待できるものの、死ぬ気の人はそれを飛び越えてしまうので、ある程度の抑止力にはなるが絶対的な効果はない。
であるならば、成田エクスプレスがフルスピードで通り抜けなければよい。つまり、成田エクスプレスが新小岩駅に停車という選択肢も議論の俎上に上がってしかるべきではないか、などとネットでは人ごとのように言われていたりいなかったりしている。
なお、各駅停車の最終列車を狙ってSTEP!する人もいたので、効果はあるだろうが自殺者0にはならない可能性が高い。
快速のうち、通勤快速は通過する。
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