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実体が存在しないサークルのこと。多くの場合は同人誌即売会のサークルである。
同人誌即売会によっては、主に外周サークルのあまりにも混雑が激しすぎるサークルに対して、「準備会から直々に」ダミーサークルを作ってそれと合体で申し込みをするように依頼が行なわれることがある。
混雑するサークルの場合、単位時間当たりに裁く参加者数を増やす必要があるが、そのためには物理的な広さが必要となるため、一部の準備会ではこのような抜け道を使って混雑サークルの対策としている。準備会公認のダミーサークルといえる。
サークルからすれば参加費用が二倍になるなどの問題がある。もっとも何らかの見返りは当然存在し、サークル通行証がより多く貰えたり、あるいは青封筒の特典を受けられたりするようである。もちろん、サークルはこのような申し出を断ってもよい。
多くの即売会では、混雑するサークルに対しては最初から机一つ分のスペースを与えることが多い。
過去のコミックマーケットでは当選率が50%を切る回が何度もあったため、サークルの当選確率を上げるためにたくさん応募した人が存在した。
コミックマーケット準備会では、そのような人達をデータベース化して厳しく対処していたが、応募サークルは膨大なため、対処には難儀していたようだ。
これは後に申込書の値段を1,000円に値上げすることによりダミーサークルの応募をやり難くすることなども実施された。これは一部の人間が申込書を大量に買い込み、本来必要な人に行き渡らなくなったという問題の対策でもあった。
しかしこの1000円という価格はやはり高かったようで、フデ子伝説でもネタとして取り上げられている。
サークル通行証を利用して会場にいち早く入場するため、サークル申し込みをする例である。
混雑するサークルに一般入場より先立って並ぶ人間が、その通行証を入手するためにサークルをでっち上げる例がある。
ダフ屋が一儲けするためにダミーサークルを作ることは規模の大きい同人誌即売会では毎回のように確認できる。
サークル通行証は高く売れるらしい。
コスプレイヤーが荷物置き場として使うためにダミーを作るという例が実在する。当然、コスプレが認められている即売会にしか存在しない。
コミケにおいては公式にクロークが設置されたので、このようなダミーサークルは原則として存在しない。
その他、大量購入者が物置用としてダミーを作る例があるようである。
サークル自体は存在するが、中身が殆ど無い「ダミー本」を置いているサークルも存在する。そのようなサークルは多くの場合出たきりだったりする。
このようなサークルをダミーサークルというかどうかについては明確ではない。一応、本は出している。
参加者の多いイベントにおいては、まじめに同人活動をしている人が落選してしまう可能性があることから、ダミーサークルに対する風当たりは強い。そのため、多くの準備会ではダミーサークル対策を真剣に考えている。
住所や氏名の照合であらかたのダミーは申し込み時に落とすことができるという。ただし、完璧なチェックはできないためまれにダミーサークルが当選してしまうことがある。
また当日は販売実績の調査や見本誌チェックなどが厳しく行なわれ、ダミーと判断された場合は厳しいペナルティが与えられる。
イベント当日に人が来ていないスペースは即ダミー判定されてしまった時代があるが、多くの場合それは間違いである。実際には仕事からなかなか抜けられないスタッフのサークルの場合や、直接搬入の荷物が事故で届かなかった不運なサークル、不慮の事故などで来られなかったり遅刻したサークルが大半である。
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