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1980年代後半から隆盛したニューウェーブSFジャンルで、ハイテク、情報工学、ネットワーク、電脳空間などを主要なテーマとしつつ、ハイテク用語を元にした多数の造語スラングやドラッグや複雑化した高層ビル群や現代的アジア風のハイテク街、溢れるネオンの光などの要素で味付けしたスピード感やフィーリングを重視した作品の総称。
1980年代に入りコンピューターや宇宙開発が大きく発展していくことで現実社会の方がSFよりも進んでしまうという状況が発生し、このために下手なSFアイデアは陳腐であるかリアリティの無いものになりがちであった。そのためSFジャンル全体が低迷するという事態となったが、そこに現代的な要素を説明よりもフィーリング重視で盛り込み、新しい仮想空間を生み出すことで大きなムーブメントを作り出すことに成功したのがサイバーパンクである。この言葉ももちろん、"サイバー" と "パンク" という本来は繋がらない言葉を掛け合わせた造語であり、同ジャンルの作品内容と同様にネーミングの妙が大きい。
ほとんどの人がウィリアム・ギブスンの "ニューロマンサー" を代表作に挙げる。この作品がサイバーパンクという言葉を広め、またサイバーパンクを一大ブームへと発展させたものであることは間違いない。
またフィリップ・K・ディック原作 "アンドロイドは電気羊の夢を見るか"は本格SFに属するが、それを映画化した、リドリー・スコット監督の"ブレード・ランナー" はサイバーパンクとされる。他に、ブルース・スターリングの "スキズマトリックス" なども有名。
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