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大東亜戦争の始まりとされる、大日本帝国のアメリカ合衆国に対する攻撃のこと。
開始日時は1941(昭和16)年12月8日02:00(日本時間)(7日@750)。ハワイ現地時間で朝7時である。
この攻撃は日本側の奇襲攻撃、だまし討ちであると言われる。日本の宣戦布告が遅れたこと自体は間違いの無い事実である。しかしこの件には裏がある。
この攻撃は、山本五十六大将が発案したとされるが、反対が多かった。しかし山本が反対派を押し切った。
さて、この件は暗号電報によって伝えられたが、米軍はこの暗号を解読出来る状況にあり、作戦については既に筒抜けの状態にあった。
このため、日本は外交交渉期限は1941(昭和16)年12月1日であることを知っており、そして日本は宣戦布告する意思がある旨、既に暗号解読によってアメリカに知られていた。そして第32代アメリカ大統領フランクリン・デラノ・ルーズベルト(以下、ルーズベルト)もこれを知っていたとする説が有力のようである。
つまり、ルーズベルトはこれを知っていながら(但し、攻撃先がハワイだとは知らなかったとされる)、対日戦争への口実とするために、日本にわざとやらせたという説がある。
日本は、米英蘭の三国に対し宣戦布告をしたが、この正式の通告が、遺憾な事ながら当初の意図に反し、真珠湾攻撃より遅れてしまった。
すなわち、宣戦布告文書が野村大使がハル大国務長官に渡されたのは、真珠湾攻撃の後となってしまったのである。
これにルーズベルトは狂喜し、日本に対し「破廉恥」と罵った。これは考えうる、最大の日本に対する侮蔑である。
なぜ遅れたのかは今なお不明である。但し原因は分かっており、在ワシントンの日本大使館員が、何らかのヘマ(寝坊した、酔っぱらっていた、タイプライターを打つのが遅かった等色々言われている)をしたためである。
事前に宣戦布告しなかったことが国際法違反だとされる。確かに日本の非は否定できないものがあるが、こういった事は以前にも、対戦以降にも多数の例があり、それらは何ら非難されていない。日本だけが厳しく言われる筋合いはないのも事実である。
日本だけが「破廉恥」とまで言われたのは、ルーズベルトの策略の一つだったと言える。
この攻撃によって兵隊が2,300人ほど死亡したが、巻き添えになった民間人は僅か50人程度だった。
二千人以上は多いように思われるが、戦争であるためやむを得ないところである。見るべきは犠牲となった民間人の数で、50人程度というのはなかなか無いことである。
例えばアメリカの対日戦で、原爆や都市部への大規模爆撃で亡くなった民間人の数など桁が違いすぎて比較にならない。
日本軍の攻撃が、米軍と比較し、いかに紳士的であったかを証明しているのである。
事ここに至る理由は様々な要素がある。そのうちの一つに、アメリカの大恐慌があった。
当時、アメリカは大恐慌の後遺症に苦しんでいた。
この時、ルーズベルトは、ヨーロッパの戦争に最終的に米国も巻き込まれるであろう事を予測していた。その一方、米国内では過半数が海外派兵に反対していて、しかもルーズベルト自身、米軍を海外派兵しないことを公約しており、これ以上戦争に肩入れすれば大統領職の失職は確実という板挟み状態にあった。
そこで目論んだことは、日本がアメリカに奇襲攻撃を仕掛けさせることであった。そうなればアメリカは大手を振って海外派兵が出来、しかもそれは自国防衛であって海外派兵ではないと説明できる。
早速ルーズベルトはそれを実現させるため、日本領海内へ戦艦を配備したり、日本経済圧迫を狙って経済封鎖を行なったり、様々手を尽くすことになる。
さて今度追い詰められたのは大日本帝国であった。石油禁輸は日本にとっても大打撃で、このまま放置はできない。そこで日本は真珠湾を攻撃することを決定するが、この時、日本海軍の無線の幾つかがアメリカ軍に傍受されていたのであった。このことから、決して奇襲攻撃ではなかったことが分かる。
こうして、事実上ルーズベルトは真珠湾攻撃を事前に知りながら、それを意図的に挑発し、そして日本はその策略にまんまの乗せられてしまったことになる。
真珠湾攻撃の犠牲になったアメリカの英霊に対して、ルーズベルトは多くの責任を負っているということである。
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