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新潟県胎内市。新潟県の北部、新潟県北蒲原郡中条町と同郡黒川村が合併し、2005(平成17)年9月1日に誕生した市。2004(平成16)年11月12日に決定した胎内市の名が発表され、ある意味奇抜な名前で評判となった。
市名の由来は市内を流れる胎内川に由来し、市内には青銅製では日本一の胎内観音立像、国道7号から[主要地方道]新潟県道53号胎内二王子公園羽黒線沿いに、道の駅・胎内がある。
地域は北陸地方、地方公共団体コード(市区町村コード)は未定、陸域総面積265.18km2(旧中条町84.58km2、旧黒川村180.60km2)、人口34,278人・総世帯数9,809世帯(旧中条町27,528人、旧黒川村6,750人)(2000(平成12)年国勢調査)、市役所は元中条町役場で、旧黒川村役場は支所となる。市章は公募により、片桐慎一郎(新潟県新潟市)の案が採用された。市花・市木・市鳥・市獣・市魚・市歌などは未定。
略史: 中世、この地は奥山荘(おくやましょう)という荘園だった。平安時代には豪族・城氏に県内一帯は支配され、鎌倉時代は当時の地頭・和田氏に支配されるが後の財産分与で領地は分割、中央が中条(中条氏)、北側は北条(黒川氏)と呼ばれるようになった。両家は胎内川を境界としていたらしいが、領地争いや用水争いなどで度々争った。
明治期になると胎内川の工事により両岸の用水争いは解消され、開拓が進み、やがて農業がこの地の基幹産業となった。昭和になると中条町は工業地帯、黒川村は観光地となり発展を遂げ、平成の大合併で遂に合併に至ることになる。
〒959-26xx〜27xx(旧中条町)、959-28xx(旧黒川村)。電話の市外局番は0254。
隣接する自治体は、北で新潟県村上市、東で同郡関川村、山形県西置賜郡小国町、南で新潟県新発田市で、西は日本海に面する。
市内中央を南北に国道7号が走り、また日本海岸を国道113号、国道345号が、内陸側を国道290号が走る。また日本海東北自動車道が建設中で、市内に中条ICがあり、これを著している時点ではここから先は未開通となっている。また国道7号沿いをJR羽越本線が走る。
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