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茨城県東茨城郡大洗町。茨城県の中央部東端の海岸にある町。太平洋の鹿島灘に面し、大洗海岸は海水浴客で賑わう海の町である。
東に広く海が広がる、海の町である。
また西には涸沼と呼ばれる大きな沼がある。
大洗町は、1954(昭和29)年11月に旧・磯浜町、旧・大貫町が合併して発足した。
1955(昭和30)年7月に旧・旭村の一部(旧・夏海村)を編入し、今に至っている。
町の特産品は海産物で、鮟鱇料理や活漁造りなどが有名。
主な名所や旧跡に、次のようなものがある。
主な行事に、次のようなものがある。
日本の電力の1/3は原子力発電が占めているが、この原子力に関する様々な施設がこの町に存在する。順不同で、次のような施設がある。
2005(平成17)年の教科書採択において、大洗町教育委員会(以下大洗町教委)は「学習指導要領に最も忠実な教科書で、日本の歴史や伝統を愛する県民性に合っている」として扶桑社の歴史教科書の採択を五人の委員の全員一致で確認した。
しかし教科書採択地区の単位は市または郡であるため、大洗町は隣接する水戸市やひたちなか市などと「第三採択地区」を構成するが、7月8日の第三採択地区協議会では大洗町教委の強い主張を退けて日本文教出版(数種類ある中で学習指導要領への忠実度評価はほぼ最下位)を選んだ。
そこで大洗町教委は7月12日に教育委員会を開き「承服できない」の意見で一致して協議会の決定を否決、このため第三採択地区協議会は異例の再協議となった。再協議でも扶桑社に決まらない場合、歴史だけは国の教科書無償配布とは別に町予算に教科書購入費を計上、あくまで扶桑社教科書の使用を目指す方針を明らかとした。
第三採択地区協議会は7月26日に再協議したが、(学習指導要領への忠実度評価はほぼ最下位の)日本文教出版を選ぶことは変わらなかった。そこで大洗町教委は、教科書無償措置法に抵触しないよう日本文教出版の教科書は受け取ったうえで、法的には副読本扱いで扶桑社教科書を採用、町の予算で購入することとなった。
良い教育のためには決して諦めない、町の熱心な姿勢が伺える。
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