自動車専用道路同士が交差し、相互に乗り換えを行なうための道路(ランプ)の交点のこと。略してJCTという。
junctionという英語は、接点、交差点という意味である。
インターチェンジ(IC)と同義として用いる場合もあるが、区別して用いる場合、一般に、自動車専用道路同士が交わるところをジャンクションという。
ICとJCTの境界は、必ずしも明確ではない。
例えば、東名高速道路と東名阪自動車道(と一般道)の交わる名古屋はJCTでなくICである。
これは、両道路を繋ぐ連絡路が後から建設され、それまで長く名古屋ICと呼ばれてきたためと考えられる。
改名もあり得たが、東名高速道路と東名阪自動車道が直接繋がっているのではなく、名古屋IC〜上社JCTが俗称「東名阪連絡路」という別の道路になっているため、据え置かれたのではないかとする説がある。
とはいえ、その連絡路も実際は自動車専用道路であるので、名古屋JCTになっていてもおかしくはなかった。実際に、連絡路が接続する上社はICではなくJCTである。
通常は、左端にランプウェイが分岐し、もう一方の道路の左端車線へと入れるようになっている。このため、線形的にかなり無理のある構造をしたジャンクションもある。
なお、首都高速道路では右端から別の道路に行ったり、右側車線に接続したりといった変態的な設計が多いので注意が必要である。
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