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MIDIに付帯する推奨仕様の一つで、メーカー/機種を問わない、音源の動作や振舞い、音色配列等を共通化するためのフォーマット。
GM1では、基本的な音色などを定義した。GM2では、GM1で限界があった点の改良を施した。
GM2は基本的にGM1に対する上位互換であり、次のような特徴がある。
ドラムが不要な曲で、1チャンネル分メロディに利用可能となる
8ビットのデータのうち、1バイト目がMSB(ビット8)が0のものが「データバイト」である。
「ノート・ナンバー」などと呼ばれる、「音の高さ(ピッチ)」「音の強さ(ベロシティ)」といった情報は、データとして送られる。
なお、値と音は、次のように対応する。
中央(4オクターブ)のド(C4)を60として、C−1からG9までの128音階を表現できる。
一般的な88鍵ピアノではA0からC8の範囲なので、充分な範囲を網羅している。
8ビットのデータのうち、1バイト目がMSB(ビット8)が1のものが「ステータスバイト」である。様々な制御をするために使われる。
1バイト目がステータス、必要に応じて第2バイト、第3バイトのオプションが付く。第2バイト以降は、MSBは常に0で用いる。
仕様上、使われているのは、次の範囲内である。
ステータスバイトの主な仕様は次の通り。GM1/GM2のみならず、GSなどの独自拡張にも触れる。
基本的な機能は次の通り。なお、用語についてはローランドの方式による。
ノート・オフ、ノート・オンを行なう機能(3バイトまたは3バイト×2)。
8nH kkH vvH
9nH kkH 00H
9nH kkH vvH
キー・プレッシャーの設定を行なう機能(3バイト)。
AnH kkH vvH
3バイト形式で、次の通り。
BnH xxH yyH
xxにコントローラー・ナンバー、yyに設定する値を入れる。
様々な機能が、メーカー独自拡張として存在している。
音色のバンク切り替えをする機能(3バイト×2)。
BnH 00H mmH
BnH 20H llH
GSフォーマットとXGフォーマットで互換性がない。音色の番号の対応が違うのはもちろんのこと、MSB/LSBの扱いすら異なる。
GSの場合は、MAPと呼ばれる階層を持ち、その中にバンク番号に相当するバリエーション番号を持つ。MAPはLSBで、バリエーションはMSBに、それぞれセットする。
XGの場合は、ボイス・タイプを持ち、その中にバンク・セレクトを持つ。ボイスはMSBに、バンクはLSBに、それぞれセットする。
つまり、GSとXGでは、値をセットする場所が逆になっている。
音色の変更を行なう機能(2バイト)。
CnH ppH
チャンネル・プレッシャーの変更を行なう機能(2バイト)。
DnH vvH
ピッチ・ベンド値の変更を行なう機能(3バイト)。
EnH llH mmH
アクティブ・センシングは、次の1バイトである。
FEH
楽器に対する、独自の情報を与える時に使う。楽器ごとに仕様は異なる。
F0H <データバイト(iiH、ddH、………、eeH)> F7H
F0Hに始まり、必要なデータ(不定長)を与え、F7Hで終える。
例えば、次のような用途に使う。
F0H 7EH,7FH,09H,01H F7H
F0H 41H,dev,42H,12H,40H,00H,7FH,00H,41H F7H
「ユニバーサル・リアルタイム・システム・エクスクルーシブ・メッセージ」の用例は次の通り。
F0H 7FH,7FH,04H,01H,llH,mmH 7FH
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