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JIS漢字表に存在する「幽霊文字」の一つ。
鳥の名前「鳶」(とび) (新潮日本語漢字辞典)
漢字字典にない文字で、かつては幽霊文字として扱われていた。出典が「国土地理協会 国土行政区画総覧(1951年初号、加除式で現在に至る)」とされている。
幽霊文字について調査した資料、「JIS X 0208:1997附属書7(参考)」の「区点位置詳説」、308ページの2.187は、「典拠 国土
同資料は続いて「暗合 古辞書に用例が見える。a)新撰字鏡* 鵈 止比[トヒ](付属書7図104) b)篇目次第* 鵈 ヒエトリ 无[大廣益會玉篇に未収録の字である意](付属書7図105)」としている。
なお、新潮日本語漢字辞典では、鳥部6画の国字としており、「新撰字鏡に見える」とある。
鳥の名前「鳶」(とび)を表わすと考えられている。新潮日本語漢字辞典ではこの説を採用している。
一説には鳶職を表わし、鳶職の二字の一部分ずつを部分合字した字ともするが、根拠が定かではない。
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