親等

読み:しんとう
品詞:名詞

親族間での遠近を測る尺度。親族間で、各世代の数をもって定める。

目次

数え方

本人を中心として考え、仮に0親等とし(0親等という語は法律上はない)、世代が変わるごとに±1をする。

本人のは一親等、祖父母は二親等、曾祖父母は三親等となる。

本人のは一親等、は二親等、曾孫は三親等となる。

本人のきょうだいは、本人→親→兄弟姉妹、という関係であるため、これは二親等になる。

近親婚

日本の民法では、直系は現実的に結婚不可能である。一方、傍系でも三親等内は結婚ができないが、言い換えれば親類であっても傍系で四親等以上離れていれば結婚できる。

ことわざで、「いとこ同士は鴨の味」なるものがあり、いとこ婚は仲睦まじくなるとしている。

一親等

二親等

三親等

  • 直系
    • 曾祖父母 (ひい爺さん、ひい婆さん)
    • 曾孫(孫の子)とその配偶者
  • 傍系
    • 、とその配偶者
    • おじ・おば(親の兄弟姉妹)、とその配偶者

四親等

  • 直系
    • 高祖父母 (ひいひい爺さん、ひいひい婆さん)
    • 玄孫(曾孫の子)
  • 傍系
    • いとこ(親の兄弟姉妹の子)
    • 姪孫 (甥・姪の子)
      • 又甥
      • 又姪
    • おじ・おば(曾祖父の兄弟姉妹)
用語の所属
親族

コメントなどを投稿するフォームは、日本語対応時のみ表示されます


KisoDic通信用語の基礎知識検索システム WDIC Explorer Version 7.04a (27-May-2022)
Search System : Copyright © Mirai corporation
Dictionary : Copyright © WDIC Creators club