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JIS漢字表に存在する「幽霊文字」の一つ。
音義不詳。
漢字字典にない文字で、かつては幽霊文字として扱われていた。
幽霊文字について調査した資料、「JIS X 0208:1997附属書7(参考)」の「区点位置詳説」、304ページの2.162は、次のようにしている。
典拠 対応分析結果"国土"欄(3回)
国土中に発見できず。ただし、後の国土に
袮宜谷 /鳥取県があるが、1972年度版では示偏の"祢宜"であり、1993年に示偏の"祢"に訂正された。
全国町字では、山口県の"袮宜"(ねぎ)及び福島県の"西久袮甲"(にしくねこう)に使用されているが、前者は国土で示偏の"祢"であり、後者も、現地の役所によれば示偏であって衣偏の"袮"の用例は見つからない("西久袮乙"や"東久袮甲"はない)という。
NTT固有名には、59件の用例がある。
同資料は続いて、次のようにしている。
暗合
a)"袗"の異体字とする古辞書の用例がある。
1)新撰字鏡*(付属書7図90)。
2)類聚名義抄*(付属書7図91)。
b)"衣偏に爾"の異体字とする辞書がある。
第1字規格以降、"
祢 "を"袮 "で誤植した例は散見する。
この文字は、いわゆる誤字であると考えられている。
全国の地名等に見られるようであるが、その多くはJIS附属書でも指摘されているように示偏の「祢」の誤りであり、衣偏であるこの文字とは異なる。例えば「山口県美祢市」などは示偏である。
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