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JIS漢字表に存在する「幽霊文字」の一つ。
音義不詳。
この文字は、いわゆる誤字であると考えられている。出典が「国土地理協会 国土行政区画総覧(1951年初号、加除式で現在に至る)」とされているが、そこにこの字がないため、幽霊文字として扱われている。
幽霊文字について調査した資料、「JIS X 0208:1997附属書7(参考)」の「区点位置詳説」、293ページの2.107は、「典拠 対応分析結果"国土"(1回) 国土中に発見できず。国土中に出現しながら対応分析結果が頻度を計上しない字に"杲"がある(杲、小学校名、群馬県)ので、この誤写とも思われるが、確証はない。この他、誤写を疑い得る字に皐、星、早、毘、昆、犀、韮、晃、昌、昇、泉、皇などがあるが、いずれも確証を欠く。なお、NTT固有名に6件の用例がある。」としている。
続いて「暗合 法華三大部難字記*に"罪"の異体字とする用例がある(付属書7図52)。このほか、延喜式*(付属書7図53)などに"罪"の草体として類似の字形が見える。」としている。
芝野耕司編著「JIS漢字字典」には、一例として「一暃」(かずあき)が挙げられているが、この字典以外に使用例が確認されていない。
この字は、様々な漢字字典で類推的な説明がなされているが、いずれも根拠に乏しい。
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