普明如来

読み:ふみょう・にょらい
品詞:名

妙法蓮華経 第四巻「五百弟子受記品第八」で説かれる(如来)。普(あまね)く輝く者の意。

釈迦は、多くの人がこの普明如来になるとしている。

釈迦の最初の弟子(五比丘)だった阿若憍陳如が、将来仏となった時の名で、また更に500人の弟子たちも、同じく普明如来という名の仏に成るとの記別が授けられた。そして残る弟子たちも、同じ境地に至るだろうとされた。

また、釈迦の弟子の中で最も物忘れが激しく健忘第一とされた須梨槃特も、将来仏となった時には普明如来になるだろうという記別が授けられている。

用語の所属
仏教
如来
関連する用語
須梨槃特

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