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印刷において、主となる文字列に添え置かれ、読みなどの情報を示すために用いる小さな活字、およびその文字列。
日本語ワードプロセッサーでは、古くから対応した。
製品にもよるが、最近の製品では、範囲を指定し、メニューからルビ付けを選択してルビを入力するようなスタイルが多い。
HTMLでは、Internet Explorer 5が独自機能として搭載し、対応した。
要素は、ruby、rb、rbc、rp、rt、rtc、がある。
元々はspan要素などに属性を持たせる方法が提案されていたが、これは実現しなかった。Microsoftがruby要素として実装したものが最初の実用化されたHTML向けルビ機能であり、そしてこれがW3Cにより正式に勧告され仕様となった。
HTMLで正式に対応するのはXHTML 1.0からであり、純粋なHTMLで対応する版はない。策定中のHTML5でも対応することが計画されているようである。
簡単な用例は、次の通り。
<ruby><rb>文章</rb><rt>ぶんしょう</rt></ruby>
全体をruby要素に含め、ルビを振る対象をrb要素内、ルビをrt要素内に入れる。
なお、ruby要素未対応のWebブラウザーでは、要素自体が無視され「文章ぶんしょう」のように表示されてしまう。そこで、rp要素が用意されている。rt要素を囲むようにして使用する。
<ruby><rb>文章</rb><rp>(</rp><rt>ぶんしょう</rt><rp>)</rp></ruby>
ruby要素対応のWebブラウザーはrp要素を表示しない。未対応の環境では「文章(ぶんしょう)」のように表示可能で、何れでも違和感なく文章を表現することができる。
Unicodeでは、次の三種類のルビ制御文字が用意されている。
具体的には、次のように使う(HTMLの場合)。
&xFFF9;漢字&xFFFA;かんじ&xFFFB;にルビを振る
表示した結果は次の通り。
漢字かんじにルビを振る
どのように使用するかは処理系の実装依存である(Mozilla Firefox 3やOpera 9ではIAA/IAS/IATを表わす文字が表示されるが、IE7では未知の文字として表示される)。但し、HTMLのように別途機能が用意されている場合は、その機能を使うべきである。
Unicodeを使用した文字列処理の処理系は、この制御文字は無視するべきだが、制御文字だけを無視するのか、親文字を残してルビ部分のみを削るのかは、処理系の処理内容に応じて考慮する必要がある。
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