釈迦が苦楽中道の悟りを開く切っ掛けを作った村娘の名。「須闍多」と音写される。
釈迦は、長い苦行の末、釈迦は骨と皮だけの姿になるも悟りを得ることはできず、この修行に疑問を感じ始めていた。
釈迦が河原を歩いていたとき、スジャーターの「琴の弦は締めすぎると切れてしまう、絞め方が弱いと音も悪い、琴の弦は中くらいに締めるのが丁度良い」との歌声が聞こえてきたとされ、これを聞いた釈迦は遂に「苦楽中道」の悟りを得、成仏得度を果たすと共に、今までの修行が誤りであったことに気付いたとされる。
そして、今にも死にそうな釈迦に気付いたこの村娘は、釈迦に乳粥(キール)の布施をしたとされる。
釈迦が乳粥の布施を得て悟りを開いて以降、最初の弟子となったのは五比丘であり、優婆夷(女性在家信者)ができたのはその後であると考えられている。
ただし、仏典によっては、スジャーターを最初の優婆夷とするものもあるとされている。
ちなみに、コーヒー用クリームで有名なスジャータは、この村娘の名から付けられたものである。
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