おおみたから

読み:おおみたから
品詞:名詞

天皇が治める、国民臣民、人民。おおんたから。

「おおみたから」は大和言葉であり、「大御宝」の意である。旧仮名遣いでは「おほみたから」と書かれる。

漢字では、「百姓」「蒼生」「衆庶」「人民」「民」といった字が当てられるが、このような一般大衆を、大王(おおきみ)は「おおみたから」と呼び慈しんだ。

これは、単に支配下の人民から搾取するだけの西洋王侯貴族とは異なり、天皇が神道の司祭の長であり、皇祖皇宗に「国中平らかに安らけく」と祈る役にあったことによる。

用語の所属
神道
関連する用語
天皇
臣民
大御心

コメントなどを投稿するフォームは、日本語対応時のみ表示されます


KisoDic通信用語の基礎知識検索システム WDIC Explorer Version 7.04a (27-May-2022)
Search System : Copyright © Mirai corporation
Dictionary : Copyright © WDIC Creators club