紙寸法の一つ。但し「ノビ」には正確な寸法の決まりは存在しない。
印刷では、仕上がりの寸法の外側に「トンボ」と呼ばれる線を目印に付ける。
トンボは、カラー印刷を行なう際の位置合わせや、裁断する際の目印になる。
そこで、印刷する場合は一回り大きい寸法の紙を使う(A4ならB4の紙、B4ならA3の紙)。
ところが、A0までの寸法にしか対応していない印刷機では、A0にトンボを打つ事ができない(B0対応が必要になる)。
そこで、B0までは不要だが、トンボを打つためのスペースは必要、という需要のために、「A0よりちょっと大きい」A0ノビが作られた。
実際にはA0にトンボを打つための紙、という用途に用いられる事が多く、使われる印刷機も、実際には数少ないB0用印刷機が多い。すなわち、事実上の「印刷できるA列最大の紙」という扱いである。
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