時分割・同期・符号分割多元接続。
第3世代(3G)携帯電話システムの一つで、支那で使うために独自仕様として作られた。
3GPPではRelease 4からTD-SCDMAを採用した。3.9GのTD-LTEとして応用され、これがAXGPやWiMAX 2.1など様々なものに応用されている。
ドイツのシーメンスと支那の大唐電信が中核となり策定された。
技術的には、CDMAとTDMAを融合したものである。基本的にはCDMAだが、これに時分割多重化(TDM)を加えたのが特徴で、一つのチャンネル内での上りと下りを時分割するという仕組みを取る。
このため、通常のCDMAなら上下で別の周波数帯を利用するところを同一周波数帯で実現できるため利用効率がよい。延いては周波数帯が逼迫しがちな都市部でも有利とされている。
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