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古い日本語の文字コードで用いられていた制御コードの一つで、漢字状態に切り替えるもの。
従来との互換性を考えると、英数状態(ASCII)を常用とし、必要に応じて漢字(JIS X 0208)を使えるのが望ましい。
こうして初期のパーソナルコンピューターでは、漢字モードに切り替えるのにKANJI IN(KI)、英数に戻るのにKANJI OUT(KO)という符号を用いた。
どのような符号を使うかは、環境によって様々だった(全て16進数)。
88や98が作られたの当時は既にJIS X 0208の前身であるJIS C 6226-1978が存在し、ISO/IEC 2022の初版であるISO 2022:1973も存在してはいたが、必ずしもその通りには実装されていなかったことが分かる。
なぜなら当時はコンピューターの性能は決して高くはなく、ゆえに英数と日本語という2モードを交互に切り替える仕様しか想定されていなかったためである。
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