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CSアンテナから同軸ケーブルに流される際の中間周波数(IF)。CS中間周波数。
CSによる衛星放送は、12GHz(12000MHz)前後の高周波が使われている。
この周波数を、受信したまま同軸ケーブルに流しても、減衰が激しく、チューナーに到達するまでに信号が弱まってしまう。
そこで、受信アンテナ部で周波数変換を行ない、より低い周波数に変換する。この変換部はCSコンバーター、あるいはLNB(Low Noise Block)と呼ばれる。
市販のCS用、またはBS/CS共用パラボラアンテナには必ず付いており、アンテナのこの装置に同軸ケーブルが接続されることになる。なお、この装置の稼働には電源が必要であるが、この電源は、チューナーから同軸ケーブル経由で供給されている。具体的には11Vまたは15VのDC電源である。
中間周波数CS-IFは、CS周波数から局部発振周波数を引いた値である。
日本においては、一般的なCS放送は次の2種類がある。
周波数が重複しているが、偏波が異なるため別のアンテナが必要となるため問題はない。110°はBSデジタルと共用のスカパー!として、124/128°はスカパー!プレミアムサービスとして使われている。
局部発振周波数は製品により色々あるが、近年の製品では、それぞれ次の周波数が使われることが多い。
124/128°CS(スカパー!)のチューナーは、様々なアンテナ(のLNB)に対応できるように、10.500〜11.500GHz程度の範囲で選択可能になっているものもある。
110°CSのトランスポンダーごとのCS-IFは次の通りである。
中心周波数間隔は40MHz、帯域幅は34.5MHzである。
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