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消防に繋がる電話番号で、特番の一つ。
救急患者の発生、火災の発生、不発弾など危険物の発見等を通報するために用意されている。
なお、救急については救急車が必要な程度の病状に限られ、緊急性が低いものについては公共交通機関等を用いて自力で移動するように消防は呼びかけている。
日本で、番号が119に決まったのは、ダイアルを回す距離が一番短い1と、ダイアル間違いを防ぐために距離が長い9を組み合わせたところからである。
ダイアルの場合、1が一番短く、2、3、…9の順に長くなり、0が一番長い。
110は警察で使っていることから、119が選ばれたらしい。
短短長のうち、短短は可能な限り早くダイアルできるように、最後の長は、通報者がパニックにならないように、落ち着かせるという意味も含まれている。
119とダイアルするだけである。交換機が適当な消防署(詳細後述)に繋げてくれる。電話には管轄消防本部の係員が応答する。
但し接続先の人員の都合などから、電話を取るまでに時間が掛かることもある。従って、通報後はしばしの時間を要する可能性があるため、現場近くの安全な場所に退避することが望ましい。
なお、公衆電話などで赤ボタンがあるもの(ピンク電話)は、赤ボタンに続いて119とダイアルしなければならない。そのかわりお金を入れなくてよい。ピンク電話の場合、赤ボタンがないものは、そのまま掛けても通報者の声が相手(指令員)に聞こえないので注意が必要。
119番すると、救急か消防かを問われる。火事、救急、救助など、通報の種類をまず述べる。
その後、必ず、現場住所と、通報者の名前および電話番号を訊かれる。そうしないと、消防も出動の判断が出来ないからである。特に場所が分からなければ、救急車も消防車も向かいようがない。
緊急時に慌てて通報するときには、特に住所などはパニックに陥っている通報者が把握していないこともあるだろうが、119番センターも通報者がどこから電話しているかは分からないのである。公衆電話の場合、配慮してか住所などが書かれていることが多い。
119にダイアルすると、原則として全国各地にある「災害救急情報センター」と呼ばれる場所に接続される。仰々しい名前だが、東京23区なら、千代田区大手町にある東京消防庁本庁内に存在し、ここには丸の内消防署が併設されているので、「消防署に繋がる」と思っていても大きな間違いではない。
119は緊急通報番号であるため、184を付けてダイアルしない限り、原則として電話の契約者の住所、氏名、電話番号がNTTなど電話会社より消防に対し自動通知される。
固定電話から掛けた場合、その電話がある地域を管轄する消防署(詳細は上述)に繋がる。
携帯電話やPHSの場合、大きな消防本部に集約して接続される。これは、PHSはともかく、携帯電話は基地局の管轄範囲が広く、厳密な位置の特定が難しいためと思われる。従って、携帯電話から119(その他の緊急通報番号も同様だが)に掛ける場合、可能ならば通報場所の住所、さもなくば最寄りの目標物などを伝え、現在位置の通報をする必要がある。
近年は、明らかに救急車が不要な案件でも119番する人が増えていることから、全国で対策として別番号を設けている例がある。
番号を短くするため#ダイヤルで番号を用意している。携帯電話、PHS、プッシュ回線からダイアル可能だが、ダイヤル回線などからは通常の番号をダイアルする必要がある。
ダイアルからの番号は次の番号
通常の怪我や病気で119番していいものかどうか迷っている時は#7119へ。
子供の急な怪我や病気で119番していいものかどうか迷っている時は#8000へ。
なお、明らかに重大な場合(呼吸や心臓が止まっている、事故で大けがをしている場合など)は、迷わず119番通報すること。
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