無鳴動着信

読み:むめいどうちゃくしん
品詞:名詞

ファクシミリがベルを鳴らさずに着信すること。

目次

通常の電話やFAXでは、極性反転と着信信号(16Hz)の送出によってベルが鳴らされる。

これに対し、FAXの無鳴動着信では、1,300Hzの着信信号の送出によって着信を知らせる。

通常の電話回線で交換機が1,300Hzの着信信号を発生させることはない。しかし、ファクシミリ通信網サービスではこの信号が利用されている。

このため、一部のFAXでは、この着信信号に対応しており、この信号に対応していれば、ベルを鳴らさずに受信、印刷が可能である。

ISDNでは、ダイヤルインi・ナンバーによって複数の電話番号を持つことが可能で、ある一つの番号をFAXとしてTAに登録しておけば、その番号に着信があった時、設定に応じて、FAXの接続されたR点に対して1,300Hzで着信信号を発生させる。

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