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インタレース画面において、フレームのライン番号が奇数のフィールド。
パソコン業界ではたまに使われるが、放送業界などではあまり使われない用語とされている。
480本あるNTSCのフレームのライン番号は、二種類の数え方がある。一つは、1〜480で数える方法、もう一つは0〜479で数える方法である。
この二通りで、偶数と奇数がそれぞれ異なるものを指すのは自明であるため、定義がはっきりしない場面においてはこの語は用いるべきではないとされる。
放送業界などではNTSCのフィールド番号は1〜480で数えている。そして、奇数フィールドとはトップフィールドのことを意味する。
この根拠は、NTSCの走査方法にある。走査線が左上から始まる第1フィールドは、263番目の走査線が半Hで終わる。第2フィールドの走査線は半分から後の半Hで始まる。この263番目の半Hの走査線は、第1フィールドの第1走査線の上に位置する。つまり位置としては一番上である。
結果として、次の結論が導かれる。
また、TEKTRONIXの波形モニターWFMのFIELD切り替えスイッチにも、ONE(EVEN)、TWO(ODD)の表示がある。
しかしパソコン用のMPEG-2エンコーダーの一部に、番号を0〜479で数え、ボトムフィールドのことを意味するものがある。このために、大きな混乱を招いている。
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