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Cで、文字列書式に従って、「指定文字数分だけ」文字配列に書き込む関数。sprintfのセキュリティ向上版。
#include <stdio.h>
int snprintf(char *str, size_t size, const char *format, ...);
sprintfと比較して、snprintfでは第2引数として第1引数のサイズを記載するためのパラメーターが追加されている。
第2引数のsize_t sizeは、終端NULLバイト('\0')も含めたサイズを指定する。
第3引数に指定するフォーマット文字列は、sprintfやprintfと同じである。
この関数は、最大で第2引数-1文字だけ第1引数のバッファーに書き込み、第1引数の末端(size番目)には終端文字 '\0' を書き込んで返却する。
これにより、sprintfと同じ機能を、決してバッファーオーバーフローを起こすことなく実現することができる。
sprintfは、strcpy、strcatと共に、頻繁にバッファーオーバーフローを起こす、代表的な三大文字列関数の一つだった。
なぜなら、結果を格納する先の大きさを指定できないからである。
そこで現在は、第2引数に第1引数の大きさを記載する機能を追加したsnprintf関数が提供され、C99以降で標準化されている。
特段の理由がないのであれば、sprintfではなく、snprintfを用いるべきである。
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