nullチェック

読み:ナル・チェック
読み:ヌル・チェック
外語:null check 英語
品詞:名詞

ポインター参照が、nullであるかどうかを確認すること。

目次

C/C++などのポインターや、Java/C#など参照の初期値は、どこも指し示さないnullであることが多い。

その状態で参照すると、C/C++なら、Linuxではセグメンテーションフォルト(SIGSEGV)、Windowsでは一般保護例外となり、JavaならNullPointerExceptionいわゆるぬるぽになる。

どのような言語でもそうだが、関数やメソッドの返却値でポインターや参照を得た場合、それが有効であるかどうかを確認する必要がある。

一般に、無効な場合はnullが返されるので、nullかどうかを確認する。これがnullチェックである。

当然、使用する全てのポインターや参照がnullかどうか確認することが前提である。

しかし例えばJavaなどでは、メソッドの戻り値を使う場面が多く、このためnullチェックをするとなると頻繁にif文を書かなければならず面倒な上にソースコードの視認性も落ちるため、略されることも多い。従って、ちょっとしたことでNullPointerExceptionが生じることになる。ある程度の範囲をtry-catchでくくり、Exceptionをcatchして叩き落とす、ということもよくなされる。

用語の所属
null
関連する用語
NullPointerException
SIGSEGV
一般保護例外

コメントなどを投稿するフォームは、日本語対応時のみ表示されます


KisoDic通信用語の基礎知識検索システム WDIC Explorer Version 7.04a (27-May-2022)
Search System : Copyright © Mirai corporation
Dictionary : Copyright © WDIC Creators club