3.5インチフロッピーディスクと上位互換の大容量ディスクメディアの一つ。
1997(平成9)年にソニーと富士写真フイルムが開発し、発表した
直径86.0mmの超薄層塗布型メタル(ATOMM)ディスク(UFP)を使用し、フォーマット時で両面200Mバイトの容量を持つ。
最大転送速度3.6Mバイト/秒(3Mバイト/cBeat)と、他の対抗商品(Zip、SuperDisk、UHCなど)と比較しても圧倒的に高速かつ大容量である(但しあくまで理論値であり、使うインターフェイスの上限などの制限もある)。
その他の仕様は最大線記録密度が72〜91kビット/インチ(2.83〜3.58kビット/mm)、トラック密度が2822トラック/インチ(111トラック/mm)、回転数が3600rpmとなっている。
発表当時は話題になったものの、ついに普及することなく、2000(平成12)年にあえなく製造中止、撤退となってしまった。
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