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BMPの中に他のファイルを埋めこんだもの。偽装ファイルの一種。
方法は二通りある。
24ビットのBMPを使う方法である。
人間は色の細かすぎる変化には気付かないので、24ビット色のうち下1ビット程度を利用して他の情報を埋めこむ。中に埋めこめるファイルのサイズはBMPファイルの大きさに依存する。
この方法を使うとファイルはBMPと完全に融合するため、融合後もファイルサイズは変わらず、またバイナリエディター等で切り出すことも不可能である。しかも色数や画像には殆ど影響を及ぼさないため、見た目からはファイルが隠されていることは一切分からない。
「うそマップ」などのソフトウェアで作成可能である。
単純に二つのファイルを連結する方法である。
例えばaaa.bmpの末尾にbbb.lzhを連結してccc.bmpにしたりする。MS-DOSの方法を例に上げれば、「copy /b aaa.bmp+bbb.lzh ccc.bmp」となる。
BMPはファイルの末尾に余計なデータがあっても無視されるので、表示などに影響は及ぼさない。後はLZHがファイルの中にあっても解凍できるソフトウェアを使って解凍すればbbb.lzhの中身を取り出すことができる。問題はすぐにファイルが見つかってしまう点である。
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