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ある装置などが正常に稼働しているかどうかを常時監視するタイマー機能のこと。「番犬タイマー」。
ある一定時間毎に、相互で何らかの通信を取り合うように作られたもの。この通信が途切れた時点で装置が故障したりハングアップ等の不正動作が発生したことが分かる。
また組み込み用のマイクロプロセッサーでは、処理のハングアップを防止するためにウォッチドッグタイマーを機能として持っているものも多い。
ネットワーク監視、電子計算機稼働監視などの装置に搭載されている。
例えば、ルネサスのプロセッサーであるH8やSuperHなどでは、ハングアップ防止用のウォッチドッグタイマー機能が搭載されている。
プログラム起動後、CPUに待機時間をセットし、機能を有効にする。するとCPUは定期的にカウンターを増分し、一定値を超えるとCPUリセットを発動する。従って有効にした後は、プログラムで定期的にカウンターをクリアするI/Oポートにアクセスし続けねばならない。
I/Oポートへのアクセスはタイマー割り込み処理内でも良いが、ハングアップを検知するという目的を考えると、メインルーチンの実際のループ内の方がより良い。このアクセス処理は、くれぐれも無限ループ内などに置かれないよう、処理方法については検討をする必要がある。
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