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コンソールを、仮想的に複数に切り替えて利用できる機能。FreeBSDなどで利用できる。
FreeBSDは、マルチユーザー、マルチタスクに対応したオペレーティングシステムである。
GUIシステムのように複数のウィンドウを開いて作業できればよいが、コンソールからの操作という場面も往々にして存在する。このような場合でも、仮想コンソールを使うと、一つのコンソールから複数のログインが可能になる。
初期設定では8つの仮想コンソールが利用可能になっており、Alt+F1からF8までで切り替える。
他のコンソールに切り替えても、元のコンソールの画面は記憶されており、更に処理も止まらずそのまま動作する。かくして、一つのコンソールでありながら、複数の画面とキーボードを仮想的に実現できる。
なお、仮想コンソール0(ttyv0)をシステムコンソールといい、カーネルから標準出力に出力すると、常にシステムコンソールttyv0に結果が出る。
一般に、FreeBSDにコンソールログインすると、次のように表示される。
FreeBSD/i386 (hoge.example.org) (ttyv0)
この何気ないttyv0が仮想コンソール0を意味しているのであり、仮想コンソールを切り替えてログインすれば、ここの部分が変化する。
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