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日本のレコード会社が売っている、「自称」高音質のCD。しかし、嘘、虚構であり、詐欺である。
現時点で確認されているのは次の通り。
信号面を保護する樹脂に、通常のCDとは違う、液晶パネル用あるいはBlu-ray Disc用などの高級なポリカーボネート樹脂を使用して製造しているとされる。
これによって基板の透明性が向上し、もって優れた信号特性が実現されるのだとされている。
誤り訂正能力の劣る安いCDプレイヤーではエラー率が下がり、もって若干の音質向上の恩恵がある可能性はあるが、一旦、きちんと誤り訂正しながらデータを吸い出して再生するような音響機器には何の関係もないことである。
同様の主張をするインチキ製品に音楽用CD-Rなどがある。
結論として、音質は、通常のCDと全く同じである。格納されている「音響情報」は、通常のCDと全く同じ「44.1kHz/16ビット」から変更されていない。
SACDと同様の高音質CDのように説明されることもあるが、これは酷い嘘である。
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