cpDNA

読み:しーぴーでぃーえぬえー
読み:スィーピーディーエンエイ
外語:cpDNA: chloroplast DNA 英語
品詞:名詞

葉緑体がもつDNA。

葉緑体は、元々は独立した生物で、原核生物の一種である藍藻(シアノバクテリア)だった。

細胞内共生説によると、いまから約10億年前、ある真核生物が原核生物の一種の藍藻(シアノバクテリア)を細胞内に取り込んだ。このシアノバクテリアは葉緑体へと変化した。

現在では、シアノバクテリアが持っていたDNAの一部は宿主のゲノムへと移されているが、基本的なゲノムは葉緑体の中にcpDNAとして残されている。

関連する用語
クロロフィル
光合成
葉 (植物)

コメントなどを投稿するフォームは、日本語対応時のみ表示されます


KisoDic通信用語の基礎知識検索システム WDIC Explorer Version 7.04a (27-May-2022)
Search System : Copyright © Mirai corporation
Dictionary : Copyright © WDIC Creators club