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SARS-CoV-2(武漢肺炎ウイルス)のうち、イギリスで最初に発見された変異株のうち代表的なものの通称。
これを著している時点で、1種類のサブグループに分けられており、またそれぞれに変異株が見つかっている。
2021(令和3)年5月頭頃の東京都内の感染者で約8割とされ、大阪などを医療崩壊に導いた変異株である。
2021(令和3)年2月9日にWeb掲載された週刊文春の記事によると、イギリスから入国したロイター通信の外国人記者が日本に入国後、自粛待機を無視してパーティに出席したことでイギリス型変異株を拡散させたという。なお、これに対するロイターの返答は「当該従業員はすでに弊社に勤務しておりません。」とのことである。
この態度は日本政府も憤慨したようで、東京オリンピックについてもメディア規制を強め、「コンビニエンスストアに買い物に出かける場合は、警備員にその旨を伝え、15分以内に戻らなければならない」「もし15分以内に戻ることができなければ大会の記者証を奪われる」などを定めたという。記事では海外メディアは不満爆発寸前らしいが、その海外メディアが日本にウイルスをばらまいたという反省が全く見られない。
N501Yはイギリス型変異株以降によく見られる変異である。
N501Yの名称は、ウイルスが細胞に侵入する際に使う「スパイク蛋白質」を構成しているアミノ酸配列の501番目が、元々のN(アスパラギン)からY(チロシン)に置換されたことを表わす。
それまで流行していた株と比して感染力が強まり、更にワクチンの効果を弱める可能性も指摘されている。
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