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AMDのAthlon XPで採用されていたマイクロアーキテクチャー(内部構造)で、K7マイクロアーキテクチャに属する。
9命令同時発行のスーパースケーラーや、1次キャッシュと2次キャッシュの重複を防止しキャッシュ効率を高める機能などが採用されている。
QuantiSpeedアーキテクチャは幾つかの技術の集大成で、構成する各技術はこのアーキテクチャーから新規に実装されたわけではない。
基本的なコンセプトは1クロックあたりの処理命令数を高めるものである。
次のような製品で採用された。公式にはAthlon XPのみ。
ちなみに「QuantiSpeed」という名はAMDによれば「実効性能(アプリケーション性能)の"異なる次元への大躍進(quantum leap)"を実現したという意味」としている。
またこのアーキテクチャー採用製品から、性能表示にクロック周波数ではなくモデルナンバーと呼ばれる独自の指標が使われるようになった。
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