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Intel製IA-32アーキテクチャーのマイクロプロセッサーの一つ。
同社のPentium 4の新型として、2003(平成15)年9月16日に正式発表された。
通常版のPentium 4に対し、3次キャッシュを2Miバイト搭載したもの。
具体的にはマルチプロセッサーサーバー用のIntel Xeon MPと同一のチップで、更なる高速化を施しパッケージし直したものがPentium 4 Extreme Editionだった。
従って、ハイパースレッディング・テクノロジー、ストリーミングSIMD拡張命令2(SSE2)にも対応する。
そして(当時の)現行の875P及び865ベースのPentium 4用マザーボードで、BIOSの更新無しに利用できた。
Intelがこの発表をしたのは、AMD Athlon 64に対抗するためであった。
Athlon 64は統合型のメモリーコントローラーを備え、Pentium 4に匹敵、あるいは一部で性能を凌ぐと予想された。
Intelとしてもこの状況を放置できず、3次キャッシュを追加し同程度の性能を実現させたチップを製品ラインナップに追加したのである。ただしコア電圧が1.55V以上で、消費電力は高く、一説では110Wを超えていたとも言われている。
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