複線図

読み:ふくせんず
品詞:名詞

配線図(単線図)に対し、実際の配線のように器具の極性、電線の色なども考慮した複数の線で表わした図。複線結線図とも。

第二種電気工事士の筆記試験では複線図の問題は2〜3問程度しか出題されないが、複線図は描けることがほぼ必須の要件である。

複線図が描ければ技能試験もスムーズにこなせるようになる。というより、複線図を描けることが前提となっている。現実の電気工事でも、施行をスムーズに実施するために必要となる。

第二種電気工事士の技能試験は、

  1. 問題用紙にある図面を見て複線図を描く
  2. 必要なケーブルを適切な長さに切断
  3. 材料を複線図と同じような配置に並べ
  4. 結線する

ということをするものであり、完成後の見直しや増し締めなどを含めて制限時間は40分と非常に短い。

関連する用語
配線図 (電気)
線条数

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