注意欠陥障害

読み:ちゅういけっかん・しょうがい
品詞:名詞

先天性の機能障害(障礙)の一つ。注意力障害を主症状とする疾患である。俗名 "のび太・ジャイアン症候群" で、このうちの "のび太" が該当する。

注意欠陥/多動性障害(ADHD)と同一視されることもあるが、強いて分けるとすると、注意力が欠如して、気が抜けていたり、意識が別次元に飛んで呼びかけられても気付かない(注意力障害)、といった症状が強いものを注意欠陥障害(ADD)と呼ぶ。この患者は、どんなに気をつけていても単純ミスが減らない。

アメリカでは20人に1人がこの病気の潜在患者とされ、日本では司馬理英子の著書 "のび太・ジャイアン症候群" で初めて紹介された。

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