天体が、観測地点における子午線を通過すること。
ただし、この場合の子午線は地平線上にあるとは限らない。
子午線は、天の北極〜天頂〜天の南極を通る天球上に描かれる大円だが、このうち、天頂を含む側の半円を通過することを極上正中、天頂を含まない側の半円を通過することを極下正中とよぶ。
北半球では、極上正中が南中、極下正中が北中である。理論上、南半球ではこの逆となるが、南中/北中は日本語であり、南半球を想定していないので、実際にどう呼ぶべきかは定義がない。
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