診療科の一つで、放射線診療を専門に扱う診療科。昔はレントゲン科とも呼ばれたが、今はこの名前は使われない。
放射線科は、レントゲン撮影ほか、電磁波や超音波、放射線などを用いた診察や治療を主たる目的とする科である。
健康診断その他の検査で放射線科を利用する例は多いが、検査だけでなく、放射線治療を行なう場合にもこの科を利用することになる。
大きな病院の場合は放射線関連の装置は別病棟にあり放射線科として独立しているが、小さな病院の場合は分離していないこともある。
次のような検査は、放射線科の範疇である。
透視、注腸検査、血管撮影、核医学検査(RI)などはともかく、大きな病院では単純X線(普通のレントゲン検査)やCT、MRIなどは専門の技師「診療放射線技師」が撮影することが多い。
ちなみに、MRIや超音波は、放射線ではない。
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