架空引込線が支持される場所。東京電力が用いる用語だが、全国的に使われているのかは不明。いわゆる受電点と解釈される。
民家であれば、軒先など比較的高所に設置されているもので、ここから先、屋内までが引込口配線となる。高圧受電でキュービクルを使う場合は自前の電柱を立てて、ここを引込線取付点とすることが多い。
この引込線取付点が責任分界点となっていて、ここが電力会社の設備と、使用者の設備の境目(保安責任・財産の分界点)である。従って、この引込線取付点から先の配線は全て使用者の所有物となるため、壊れた場合は使用者の費用負担で直す必要がある。
また、引込線取付点そのものも電力会社ではなく使用者の所有物になり、壊れた場合は使用者の費用負担で直すのが基本である。
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