二百十日

読み:にひゃくとおか
品詞:名詞

雑節の一つで、立春から数えて210日目の日のこと。

目次

処暑の終わり頃、白露の数日前で、太陽暦では9月1日頃となる。

この日は季節の変わり目にあたる日である。古くは台風の多い日とされ、天候が荒れやすいとして農家の厄日の一つとして恐れられていた。

これを避けるため、古くより「荒れ除け信心」といわれる地区ごとに鎮守に集まり太鼓を叩き祈祷をする祭が行なわれている。

しかし、実際にはこの日が台風の特異日という事実はない。実際の台風の特異日は半月以上後である。

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