ヘム(鉄を含んだ色素)とグロビン(蛋白質)が結合したもの。
ヒトを含む脊椎動物や、その他動物の血液中に含まれる赤血球中にある蛋白質。
赤血球を赤色たらしめる色素である。
酸素が多い(酸素分圧が高い)と酸素分子を結合しやすく、酸素が少ない(酸素分圧が低い)状態では酸素分子を放出する性質がある。
この特徴から、肺で酸素を受け取り、組織へ酸素を供給することができる。
成人では体内に約4gの鉄を持つが、このうち約2/3はヘム鉄として体内を巡り、それ以外は血清や酵素などに使われる他は貯蔵鉄として蓄えられている。
赤血球は約120日程度が寿命で、それを過ぎると脾臓や肝臓で処理される。この時生じる鉄は胆汁にはならず再利用(リサイクル)される。
食品として体外から鉄が供給されると、十二指腸や小腸から吸収される。しかし鉄の出入りは通常は微量であり、結果として体内の鉄量はあまり変化せずバランスが保たれている。
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