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電極数が五つの真空管(五極真空管)のうち、サプレッサーグリッドの代わりにビーム形成電極を追加したもの。
ビーム管は、通常の五極管より効率が良い。
またビーム形成電極がカソードに接続されていることから四極真空管のように見えるものもあり、このため四極真空管として扱われることも多い。
現在、出力段用として使われている四極管は、ほぼ全てがビーム管である。
四極真空管の欠点の改良として、五極真空管はサプレッサーグリッドを追加した。
一方のビーム管は、サプレッサーグリッドの代わりに形状を工夫した電極を設置し、電子の流れをビーム状にすることで効率の改善を図った。
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