ヒッグス機構

読み:ひっぐす・きこう
品詞:名詞

素粒子物理学の標準理論により説明される相互作用で、ヒッグス場素粒子質量を与える作用のこと。

目次

物質の、質量獲得の仕組みがヒッグス機構である。

物質に質量がある理由を説明するにおいて、予測と事実を整合させるためにヒッグス場という場を想定し、ヒッグス機構という相互作用を導入した。

質量を与えるのがヒッグス場であるとしたら、これを積極的に制御できれば、いまはSFの世界である「慣性制御」も夢ではなくなる。

つまり、推進剤を使わない宇宙機や宇宙船も不可能ではない。

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ヒッグス場

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