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モーターコイルの電磁石はAとBの二系統があり、その逆の極性となるAとBをあわせて用意し、時計回りにA/B/A/Bの順に並べたとする。
この時、A、Bの順に電流を流すと正回転(時計回り)し、B、Aの順に電流を流すと逆回転(反時計回り)する。
電磁石を切り替える間隔を短くするとモーターは速く廻り、間隔を長くするとモーターは遅く廻る。また、切り替えせずに特定の電磁石に電流を流している場合は、その電磁石の場所で位置を保持する。
ステッピングモータは、電磁石にパルスを与える度に回転軸がステップ(階段)状に変化する。与えたパルス分だけ、つまり決まった角度だけ廻ってくれるため、厳密な位置合わせをする用途に向いている。
ステッピングモーターには、3つの基本形がある。
A→B→A→B→A
A+B→B+A→A+B→B+A→A+B
1相励磁よりも動作する電磁石が多い分、高トルクとなる
A→A+B→B→B+A→A→A+B→B→B+A→A
半分のステップ角で回転するため、振動が少なくなる
回転角度は累積パルス数に比例するため、目標の回転角度になったらパルスを停止するだけで、目標位置で止めることが可能である。
ただし、始動時からモーターを高速回転させることはできないため、最初はゆっくり動かし徐々に速度を上げ、また止めるときも徐々に速度を落としていくことで、安定した回転をするよう配慮する。
回転速度を速くし過ぎると、電磁石の励磁の切り替え速度に回転が追いつかなくなり、モーターが廻らなくなることがある。
このように入力パルスに回転が追従できなくなる現象を脱調(だっちょう)という。
脱調が生じたあと自力で同期状態に復帰することは困難なため、脱調時はすぐに運転を停止させる必要がある。
超高速での運転が容易でないことは、ステッピングモーターの短所の一つでもある。
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